子供の矯正治療は不正咬合の種類や状態によって最適な治療の開始時期がそれぞれ違います。
治療開始の時期として一般的なわかりやすい目安は、
①上の前歯4本が生えてきた頃
②7〜9歳頃(受け口・反対咬合の場合は6〜8歳頃)
が挙げられますが、そもそも歯が生えてこないことが問題だったりしますので、あくまでも目安と考えてください。
では、いつ矯正相談に行けばよいのでしょうか。
ずばり『歯並びが気になった時が相談に行くサイン』です。
*ただし5歳頃までは本人が相談を聞いていられないことが多く、保護者の方が満足に相談できないことがあります。
*口の中の写真やレントゲンの情報があると相談がより充実しますので、撮影可能な年齢も目安(動くと撮影できません)です。
これは子供も大人も共通して言えることですが、相談に行ったらすぐに矯正治療を始めなければいけない…なんてことはありません。「矯正の相談をしたい」とかかりつけの歯医者さんにお伝えすれば、矯正の先生に相談することを勧めてくださると思います。近くに矯正歯科を専門としている歯科医院があれば、専門の歯科医院に一度は相談に行かれるとよいでしょう。初診相談の時にその患者さんにとっていつ矯正治療を開始するのが最適なタイミングなのか説明していただけると思います。実際にどこで矯正治療を開始するのかは、何件か相談に行ってから決めることをオススメします。